「レオナとDUOがしたい。」
その一心で、
私はヴィルの杖を作ることにしました。
そうです。
なんとも邪な動機です。
まずは”本”をどうするか問題
最初は本物の洋書を改造しようと思っていました。
ですが、撮影で長時間持つことを考えると、
やっぱり重い。
特にヴィルの杖は、
片手で持つシーンも多そうだったので、
できるだけ軽くしたい。
そしてもう1つ。
少し大きめの本にすることで、
「分厚い本を片手で軽々持ってしまうヴィル」
という、
ゴリラ腕力の演出もしたかったんです。
ということで、
総合的に考えて、
今回は一から作ることにしました。
紙から作る
まず制作したのは、
本そのものではなく「ページ」です。
羊皮紙のような質感にしたかったので、
100円ショップで大量のトレーシングペーパーを購入。
それを紅茶で染めていきます☕
ティーバッグを4つ使い、
濃い紅茶を作って、
その中へトレーシングペーパーを投入。
乾燥させた後は、
全部ぐしゃぐしゃに丸めます。
その後、
一枚一枚広げながら、
当て布をしてアイロンをかけていくと……

羊皮紙のような、
自然なシワが完成✨
この瞬間が、
地味に一番感動しました。
誰も見ないページへの執念
紙が完成したら、
今度はページのデザイン制作。
パソコンでデータを作り、
家庭用プリンターで印刷しました。

ヴィルの杖に描かれているデザインを参考にしたページ。
魔術書のような禍々しいページ。
そして、『白雪姫』で女王が使っていそうなページ。
いろいろなデザインを作って遊んでいました。
とはいえこちらのページは
撮影中ほぼ見えません。
「もし撮影中に本が開いたら、
ちゃんと魔導書だったら嬉しい。」
そんな気持ちだけで、
ひたすらページを作っていました🤣
完全に自己満足です。
でもなぜか、
そういう誰にも気付かれない部分ほど、
こだわってしまうんですよね。
表紙はまさかの段ボール
本の土台は、
なんと段ボール。
その上からフェルトを貼り付けて制作しました。
もちろん水には弱いですが、
軽くて丈夫。
撮影用としては、
これ以上ないくらい扱いやすい素材でした✨
ページを一枚一枚貼り付けていくと、
少しずつ「本」らしくなっていく姿に、
思わずニヤニヤ。

造形は力技の連続
いよいよ表紙の制作。
ヴィルの杖といえば、
あの豪華な装飾です👑
クジャクの羽根のような模様は、
まずPCで模様のデータを作り、型紙に印刷。
型紙を接着芯の上に重ねて模様を縁どり、
その後接着芯を金色に染めて、
熱で圧着。


1枚目:型紙をのせた状態
2枚目:金色に染めた接着芯を貼り付けた状態
いや接着芯て…と思われる方もいらっしゃると思います…ww
今思い返しても、
なかなか力技だったと…。
外側のフレーム模様は、
3Dペンと金色の紐を使いました!
中央のハートの装飾は、
赤い布を切り出して、
3Dペンや粘土で制作したパーツを接着。
さらに細い金色の紐で縁取りました。


この縁取りは公式デザインにはありません。
完全に私の解釈です。
でも、これくらい豪奢なデザインだと良いな、
という個人的な解釈と願望でデコっております。。。
背表紙や裏表紙も、
同じような方法で制作しています。
ベルトも1から作りました
杖に巻かれているベルトも、
最初は本物のベルトを使う予定でした。
……が。
革は思った以上に硬い。
本へ綺麗に巻き付いてくれません。
そこで方向転換。
合皮のような質感の茶色い生地を購入し、
ベルトも1から制作しました✨
そして、
取り付けられている宝石は、
全部レジン。


大量生産です。
ちなみに、
本体に付いている魔導石もレジンです。
(今思えば、似たようなビジューを買えば良かったと
若干後悔しています…)
でも、
作っている時は楽しかったのでヨシ!!!!!!!!!!👉👉👉👉
邪な気持ちは叶いました
そんなこんなで完成した、
ヴィルの杖。

この杖は後日、
無事にレオナとのDUO撮影で活躍してくれました🦁💜
「レオナとDUOしたい。」
そんな邪な気持ちから始まった制作でしたが、
気付けば、
ページ一枚一枚にまでこだわってしまい、
誰にも見えない部分まで
全力で作る作品になっていました。
完成した小道具が、
写真の中でちゃんと世界観を作ってくれる瞬間。
その瞬間があるから、
私は制作をやめられないのかもしれません。
またいつか、
「これ作れそうじゃない?」とか
「レオナと●●したい…」などの
邪な気持ちが芽生えたら、
新しい小道具を作っている気がします…。
決してピュアな感情ではないですが、
周りに迷惑をかけず、自分が心から楽しんでいる。
それこそが、趣味の醍醐味なのかもしれません。

杖のページの中身にセンスが溢れ出ている…!!!
紬氏の見えないところにもこだわり精神、とっても大好きです。見習ってまずは私もパンツから始めたいと思います←
表紙のデザインと宝石は3Dプリンターかなと思っていたけれど予想大外れ。もし教えてもらえるなら、紬氏は1着制作にあたりどれくらいお時間をかけているのか知りたいです。
「レオナと●●したい」っていうコメントをみて、●●に入る言葉をずっと邪な心を抱えて考えながら、次回作を楽しみにスタンバってます。
パンツから始めるは草wwwwその心意気や良し👉
撮影時は絶対見えないよな~って思いながらも、なんだかんだこだわるのも楽しいヨ…
私は一着作るのに3か月~6か月かけるという亀速度なので、とてもお恥ずかしいのである…
表紙は3Dペンで一生懸命モリモリ描いて、金に染めて、貼って、の繰り返しなのでなかなかドM作業🙃
正直カッティングマシーンも3Dプリンター欲しい…あと刺繍ミシンも欲しい、、、全部欲しい、、、究極お金欲しい、、、
「レオナと●●したい」の中に入るワードはご想像にお任せするよ💜💜💜💜💜💜